スズキ 新規格 K6 燃圧一定式を
プレッシャーレギュレター式に変更レポート 

今回は、新規格 最終型アルトワークス等に採用されている、燃圧一定タイプを、プレッシャーレギュレタータイプに変更するレポート!
写真は ケイワークスをプレッシャータイプに変更した写真である。
ちなみに、使用しているレギュレターはSARD製。
そもそも、何でそんな事せなあかんねん!と疑問に思う方がいると思うが、良い悪いは別として、ずばりブーストを目一杯かけた時の燃料不足を、補えるからである!
ノーマルインジェクターで燃圧一定タイプだと、ノーマルターボでブースト約120Kpaで吐出不足になってしまう!
じゃあ、インジェクター換えたらええやん!って思うが、現状ボルトオンで装着可能な大容量インジェクターが確認できていない。(有れば教えて頂きたい!)500ccを使用した事はあるが、サブコンではアイドル制御出来ず、V-Proで何とか制御できる程である。制御出来ても、ブーストをガンガン上げていけば、吐出時間が増えるばかりで、霧化も悪くなりあまり良い状態ではないと推測される!
そこで、プレッシャーレギュレタータイプに変更である!


右上がリターンレス:新規格
しかし なぜメーカーは、燃料循環方式を変更したのか疑問に思う。
従来の方式は、ガソリンはデリバリーパイプを通過後、そのまま燃料タンクに戻り燃料ポンプ吸い口付近に戻される。エンジンが作動している間、ガソリンは燃料タンクとエンジンをぐるぐる循環しているのだが、当然ガソリンは熱くなり、サイドフィード式インジェクターなどは、インジェクター本体の発熱自体をガソリンで冷やす目的も有り、もろに熱の影響を受け、ガソリンは高温のまま噴射され、気化熱による充填効率アップも期待できず、ガソリンタンクは蒸発したHCで飽和状態となり、21世紀の車社会の重要なテーマであるクリーンな環境を作り出す事はかなり困難!
他にも、多々理由はある。
にも関わらず、プレッシャー式に変更するのは、ずばりブーストを目一杯かける為である!
余談だが、リターンレスはデメリットとしてパーコレーションを起こすと、エンジンが吹けない事である。そんな状況は、普通では有り得ないが4月のK−SPE耐久に参加した時、全開走行後、ピットインしエンジンを切り給油!給油終了後、始動時に燃料が沸騰してエア噛みし、かなり手こずった経験がある。
Keiワークスのデリバリーラインにリターンを追加した写真である。
Φ6の燃料ホースでも代用可能だが、純正のパイプを使用すると
綺麗に装着でき、安全面からも純正品に勝る物は少ないからである。
戻ってきたガソリンをノーマルタンクのエア抜きホースに三つ又を使用して戻す。ノーマルタンクの中も加工を施し、燃圧計で確認し完成である。
リターンレス車で馬力を上げるには有効な手段と思われる。
燃圧が上がる分、燃料ポンプ等の見直しも必要だが、今の所ポンプにトラブルは発生していない。
もちろん、燃料セッティングは必要。